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公演について ― 2017年3月21日 ― 【ガル部長のお勉強】ベートーヴェンの交響曲って?

Twitterで交響曲人気投票してみた!

ガル、宣伝部長だからベートーヴェンのこともっと勉強しなきゃ!

...ということで、Twitter @garganchan の音楽好きフォロワーさんに、「ベートーヴェンの交響曲、1番から8番までのうち何番が好き?」(「第九」は殿堂入りで除外...)って聞いてみたガル♪ THE 他力本願!

その結果がこれ!

ドゥルルルルルルル...(ドラムロール)


第1位:5番「運命」(13票)
第2位:3番「英雄」、7番、8番(すべて10票)
第3位:2番(6票)
第4位:1番(4票)
第5位:6番「田園」(3票)
第6位:4番(2票)
(投票総数56票)

3番、5番、7番、8番が大人気。やっぱり人気の高い曲を聴いた方がいいガルかねえ...

よし!こんなときはあの人に聞くガル!!!

山田プロデューサーに聞く!ベートーヴェンの魅力

ガル 「ヤマピー!(山田正幸プロデューサー)教えてガルっ!」
山P 「なんだいガルちゃん、まあコーヒーでも飲んで話さんかいね」
やったー!音楽堂2Fのカフェ・コンチェルトに行くガル!

ベートーヴェンのどこが「偉大」?

ガル 「ねえ山P、そもそもベートーヴェンって何が『偉大』ガルか...?
山P 「ガルちゃんなぁに言っとるかいね。音楽祭でとりあげるベートーヴェンは、交響曲19、ピアノ協奏曲15, ピアノソナタ32曲は音楽史上 燦然と輝く作品を残したんだよ。
でもそれだけじゃない。何といってもそれまでの音楽家は王侯貴族や教会のお抱え人達だったんだ。それを脱してベートーヴェンは自分の作品を売ったり、出版したり、コンサートを開いて生計を立てた最初の人なんだよ。
つまり音楽家という職業を確立した人なんだ。」
ガル 「元祖『ミュージシャン』ガルね!みんなベートーヴェンに感謝ガル!!!」

第3番「英雄」からが本物のベートーヴェン???

ガル 「そうそう!山P、このTwitter人気投票見てほしいガル!」
山P 「ふーむ...」
ガル 「ベートーヴェンの交響曲は3番『英雄』からがホンモノ!なんて声も聞こえてきたガルよ?」
山P とんでもない!駄作が無いと言われたベートーヴェンですから、交響曲は1番から素晴らしい作品ですよ。若くてエネルギーに溢れ、でもその頃から聴覚に異常を感じながらもハイドン、モーツァルトら古典派の作曲技法を取りながら自分のスタイルを出しているんだ。聞き逃したら後悔するよ!

9曲すべてが光り輝くベートーヴェン:2番がオススメ!

ガル 「そうガルか...ちょっと調べたガルが、ハイドンさんの交響曲は104曲、モーツァルトさんは41曲。ベートーヴェンって9曲しかないガルね?(ドヤ顔)」
山P 「ガルちゃん、でもその9曲全部が光り輝いてるって素晴らしいことだろう?
特に2番は後の9番を思わせるパッセージが出て来たり、木管楽器が活躍する手法は1番より充実しているんだよ。持病の難聴が悪化して有名な『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いた頃なんだが、作品にはその苦悩の後は見られないんだ。」
ガル 「へぇぇ...ガル、2番聴いてみたくなってきたガル!!!」

OEKウィーン公演の思い出

山P 「実はOEK(オーケストラ・アンサンブル金沢)は10度目(2004)の海外公演で初めてウィーン公演を行ったんだ。
その年は、ムジークフェラインではベートーヴェンチクルス(交響曲)を行っていた。
それも世界から選んだ9つの楽団が一曲づつ披露するスタイルだったんだよ。OEKは運良くこのチクルスに参加できたんだ!
そのとき、岩城宏之指揮
OEK2番を頼まれて演奏したんだが、大変素晴らしいとウィーンの人達の話題になった記念の曲なんだ。言っとくけど3月前からチケットが無くなって、日本から応援に行った人はチケットを求めるのに大変だったんだよ!

ウィーンでは2番も5番も9番も一緒。同じ名曲なんだよ。金沢でもそうあって欲しいね。だって『楽都金沢』だからね。

やっぱりヤマピーに聞いてみてよかったガル...はぁ~、ウィーンっ子に負けてられるか!ガルも2番聴きにいくガルよっっっ!!!

交響曲2番 公演はこちら!

5/4(木)

9:45~ 音楽堂コンサートホール

ユベール・スダーン(指揮)

オーケストラ・アンサンブル金沢(管弦楽)

 

シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」より間奏曲

ベートーヴェン:交響曲第2番

 

 

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