[指揮]Yuko Amanuma天沼 裕子

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。旧西ドイツ、ハノーファー国立音大大学院指揮科修了。89年、故岩城宏之の招きにより、OEK初代常任指揮者に就任。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭では、バーンスタインのアシスタントピアニストを務める。95年度文化庁海外派遣研修員としてドイツにてオペラの研鑽を積む。99年ドイツ・ザクセンアンハルト州都マグデブルグ歌劇場の指揮者に就任、また、座付作曲家の栄誉を得る。オペラ作曲家としては「裏切る心臓」「バラとナイチンゲール」「啼かない鶏」を発表し高評を得る。ラ・カーザ・デル・チエロ、音楽家熟年の家創立を目指し、04年創立委員会を設立。10年よりラ・カーザ・デル・チエロ活動普及の一環事業として中能登町の協力を得て天沼塾を開始。11年より新国立劇場オペラ研修所指揮者。05年より、ドイツ・バイエルン州州立ヴュルツブルク音大のオペラ科音楽主任教授に就任。現在指揮科にても後進の指導に当たる。