コルニリオス・ヴィクトル・ミハイリディスは、1989年ギリシャの音楽一家に生まれる(35歳)。シベリウス音楽院で指揮を学び卒業後は、ロシア・ナショナル管弦楽団、ラハティ交響楽団、シュターツカペレ・ワイマールなどの主要オーケストラと共演したほか、ギリシャのすべての主要オーケストラを指揮。2016年にはクフォニシア・クラシック音楽祭を創設した。
2016〜17年にはフィンランド放送響、18〜20年にはフランス放送フィルでアシスタントコンダクター、そして最近では、アイスランド響のコンダクター・イン・レジデンスも務めたほか、フィンランド放送交響楽団とフランス放送フィルハーモニー管弦楽団で、アシスタント・コンダクターを歴任。テアトル・レアル(マドリード)とも定期的に共演しており、これまで「魔笛」「中国のニクソン」「エフゲニー・オネーギン」を指揮した。
オペラの分野では2020年にテアトロ・レアル(マドリード)で《魔笛》を指揮している。その他マドリードのレアル劇場でモーツァルトの歌劇「魔笛」やアダムズの歌劇「中国のニクソン」を指揮した経験を持つ。東京国際指揮者コンクール2024で第1位を獲得した。