2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、⽇本⼈として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの⽀持が厚く、世界的指揮者・⼩澤征爾にも絶賛され、⽇本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。
スイスのジュネーヴ⾳楽院卒業、ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。録⾳活動も活発で、トーマス・ダウスゴー指揮、BBCスコティッシュ交響楽団との共演による「エルガー:チェロ協奏曲」の欧⽶盤が、欧州のクラシック界における権威のある賞の⼀つ「OPUS KLASSIK2021」を受賞するなど、海外からの評価も⾼まっている。
最新アルバムは、2023年10⽉に『VOCE‐フェイヴァリット・メロディー』をリリース。近年は国際コンクールでの審査員や、ロームミュージックセミナーの講師を務めるなど、若⼿の育成にも⼒を⼊れている。
使⽤楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A.ストラディヴァリウス“Cholmondeley”。